キッチンで人気のスタイルと言えば、フルフラットキッチンです。キッチンからフラットにカウンターが伸びて、対面側からでも手元部分が良く見えます。調理場を挟んで邪魔になるものがないため、会話もスムーズに行えますし、配膳の際もカウンターがなく邪魔になるものがないため、料理を盛り付けたお皿をそのまま配膳することができたり、誰もが作業を手伝いやすいというメリットがあります。

しかし、私は「手元部分が良く見える」ということに抵抗を感じ、キッチンの前に腰壁を設けました。気になる手元部分を隠すことで、調理中や調理後の乱雑になりがちなキッチンをリビングやダイニングから見られずに済みます。キッチンが片付いていない状態の時に、急な来客者がいても乱雑なキッチンを見られませんし、スムーズな対応がしやすくなるのです。手元部分を隠せるだけでなく、この壁の厚みを有効活用してニッチを2ヶ所設けています。

キッチン側に設けたニッチには、調味料を入れています。今までは作業スペースに並べていた調味料をニッチ内に収めることで、作業スペースを広々と有効活用でき調理がしやすくなりました。そしてダイニング側に設けたマガジンラックとしてのニッチには、散らかりがちな雑誌や新聞を整理しています。壁の厚みさえも無駄にすることなく収納スペースを確保できているので非常に満足しています。

またこの腰壁にはカウンターを造りつけているため、子ども達がおやつを食べたり、勉強をしたり、パソコンスペースとしても活躍してくれています。キッチンを通して親子でコミュニケーションを取る機会も増えますし、家事の合間の時間にちょっと休憩したり、パソコンを利用するには最適です。自分に合ったキッチンスタイルで家事を楽しく行いたいものです。